神保町のブックフェスに行ってみた ((´;ω;`)ウッ…

先日、いつかと思った神保町のブックフェスに初めて参戦してみた(*´-`)

いや、もう、ほんと、大変危険極まりなくて涙が出てくる。

各国料理の屋台は美味しそうだし(ビール飲みながら売ってる中華屋台などあり)、
本が。。

出版社ブースの本(中古ではなく出版社在庫)が基本半額_:(´ཀ`」 ∠):
子供向けも洋書もいっぱいだし、紙問屋さんのブースも楽しい。
場所柄レコードショップのブースもあり。

短時間でさらりと行って帰る予定も、
予算も、
予測体力限界も、

自制心が消えた瞬間、記憶にあらず。
一応、通常書店で買いやすいものは止めようって思っていたのだけれど、
気が付けば、どれもこれもがオーバー、オーバー、オーバー。
 
丸善さんの2万円超え辞書が3000円(タイムセール、昼間は5000円)財布の紐が緩む方に引かれてしまう。
 
早川さんのワゴンはすべてサイン本、岩波新書が1冊100円、初めての出版社さんの「うまい魚の見分け方」も大変面白そうだった。創元さんも大好きだけれど今回はどうにか逃げた。きっと書店でお会いしませう。
 
本屋では、お目当てなんて作らず開いて読んで決める私も、今回ばかりは目当てを決めて一番最初に平凡社さんの東洋文庫( *´艸`)
丸善さんの本店で手にした「シャマニズム~アルタイ系諸民族の世界像」が面白すぎて
 
箱入りの本は、中身確認の手間もあり、ちょっと手に取りにくくもあるのではありますが、箱に入れたくなるのがわかるクオリティ♡
 
歌も「聴く」もの、「歌うもの」があるように、
本も「さらっと読むもの」「読み返し、かみ砕いて楽しむもの」の二つがあって、
東洋文庫さんは後者。
 
本や情報が消耗品的になって来ている近年とは思うのだけれど、
こうした本には、「消耗品にはならないぞ」って矜持と読者を本が食うのじゃないかってほどの自信がたっぷり詰まっていると思う。
 
こういう本を自分なりに読みこなし、かみ砕いて楽しんだ時の気持ちよさ、知っている知識とリンクした時には、本当にとろけそうなほどに幸せで、脳内麻薬の数値が出るならずいぶん随分なのだと思う。
 
「知る」ことを怠れば生きていくのができないような「今」ではないけれど、
今の「ヒト」があるのは「知る」のが本能の次に覚える最初の贅沢だからじゃないかしら。
 
神保町は、大変危険な所です。
ブックフェスでは不思議な題名の本や財布の忘れ物の放送たくさん。
 
次から次にかったもののページをめくりだしてしまっているお仲間さんの姿がはっきり想像できる。手の中にあるときめきを読み始めない理由などない。
 
来年も11月の初めごろ、本好きの理性がポンと霧散する危険イベントが開催されることでしょう。


私も2-3冊で終えようなんて、自分を甘く見すぎていたのだと思います(-.-;)y-~~~
お財布カルクナッチャッタヨー

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来年行かれる方は、頑丈な肩掛けバック持参をオススメします